毎日の食生活に少しのアイデアで身体に寄り添う生活リズムを調整する。日々身体を観察しながら養生生活してみませんか。季節に寄り添い、身体に寄り添う。どのような変化があるのかを日々探求してみましょう。研究室のモットーはできることからコツコツ・・・・と。

日本では一年の周期を通して様々な果物があります。
輸入された果物も加わり豊富な種類を楽しむことができます。
果物の楽しみ方を漢方の観点から考察していきたいと思います。
今回は保存版として一年を通して果物をご紹介してまいります。

「果物の食べ方」

朝から午後にかけてたっぷり!夜は控えめに

 昨今スムージーなどが流行して、召し上がりやすい方法も増えてきました。時短の食事に取り入れるのには簡単になりました。基本的には食べることで、果実の香りを味わってみましょう。
日本の果物もたくさんある中で、スーパーにはトロピカルな果物もたくさん出回るようになりました。この夏の産地から来る果物色とりどりで目でも楽しむことができます。
南国の果物は南国だけに、熱がこもった身体を冷やす傾向にあります。インドネシアではピサンゴレンというバナナに衣をつけてフリットするデザートがあります。
りますが、冷たく食べてしまうとバナナは消化を助けてくれたり、身体の熱を取ってくれる要素がありますが、冷たく食べてしまうと身体を冷やし過ぎてしまうこともあります。こうした料理が身体のバランスを取っているように感じます。

 

は頭がまだはっきりせずにぼんやり歯磨きしていることもあるかと思います。そうした朝にそのまま果物を咀嚼することで頭がスッキリして脳を活性化。咀嚼はそれ以外にも満腹感が早く来て食べ過ぎを防ぎます。朝からそれほど食欲があるかは皆様次第ですね。
朝は少し体温が上がっています。果物はそうした身体の余分な熱を取ってくれる要素もあります。噛むことが大事だということをメッセージしたいと思います。
 昼間の果物も朝と同じ意味を持ちます。午後に向かって果物の糖分は仕事をはかどらせることもあるかと思います。食事の消化も助けることと思います。

 

は身体が冷えると睡眠の妨げになることもありますので、常温の果物を食後に。果物のコンポートを寝酒のひと口に添えるのも心が落ち着く要素かもしれません。睡眠に向かうには軽度の疲労感と心のゆったりした時間。上質な睡眠を取り、充実した朝を迎える。こうした日々に果物は日常生活に役立つかもしれません。

オレンジアイスティー

休日の少しゆっくり時間があったらオレンジを輪切りにしてアイスティーに。
ミントを少し加えて爽やかなドリンクを。
柑橘類やミントの香りは気の巡りに働きかけリラックス。ストレスが解放されます。

果物 便利帖

春の芽吹きを感じる季節。甘みを積極的にアレルギーなどから身体を守る時期

いちご 喉を潤し胃腸の働きを高める。豊富なビタミンで身体を守る

さくらんぼ  疲労回復。肌を美しくする。関節筋肉の痛みなど

柑橘類 香りを楽しみくことでも気の巡りを良くする

 

新陳代謝が一番活発な季節。デトックスやダイエット水分代謝がポイント

スイカ 利水効果が高く、水分を巡らせて出すことで、身体の水分を調整する

  便秘に良いとされ、美肌効果も期待できる

バナナ 身体の熱を取り、喉の腫れにも良いと言われている

 

冬に向かう準備期間。夏に酷使した身体を養い、厳しい冬の身体へ調整する時期

枇杷 肺を潤し、咳を防ぐ。こみ上げる胃腸の不調に

 飲酒後の身体の調整、喉の熱に。水分を多く含み、こもった熱を取り除く

無花果 胃腸の調整、食べ過ぎた後に。ドライフルーツは栄養が豊富

 

空気の乾燥や冷気から身体を守る。スタミナを温存できる胃腸を養う時期

りんご 空咳や二日酔いに。皮ごと食べることで便秘も解消されることも。

みかん  咳や下痢に。皮を乾燥させた陳皮にはを胃腸を調整する効果も

 口内炎に。干し柿の白い成分は肺の乾燥を防ぎ、咳に良い。二日酔いにも

 

体調に応えてくれる果物

少し目先を換えて体調を整えるという観点で。旬の果物を季節ごとに摂ってバランスを取りつつ身体の不調に少し何かしたい時などにフルーツの力を借りてみましょう。香りを楽しむことも大切です。

ストレス解消 気持ちをスッキリさせたい … グレープフルーツ

むくみが気になる 元気をチャージ … スモモ

身体のほてり、消化不良、食べ過ぎに … パイナップル

気分転換 貧血気味 病後のナーバスな時 … ライチ

食欲不振、消化不良に … レモン

二日酔い 柿 キンカン … グレープフルーツ

お腹のゆるみ 食欲不振 肩こりなどの疲労感 … 

 

文:

桃日(とうか)漢方スタイリスト

プロフィール
祖母の死がきっかけで漢方を学ぶ。気軽に薬膳を取り入れてもらえるように日々献立を提案。ヨガとブランチのイベントを毎月自宅で開催中。一人一人にふさわしい生活習慣、献立作りなどを個別にまたは家族別にアドバイスする「養生指南」も行なっている。

 

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