ワンダーな世界を!神話のルーツ・美食と季節の花々を巡る旅

誰もが一度は聞いた事がある日本神話、父から母からそれとも祖父母から…。
そんな神話と季節の花々に出会う旅

【カバー写真】関宿 東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、今なお当時の雰囲気が残されている関宿ここには江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上も現存

旅のはじめは、東海道五十三次の47番目の宿場である関宿へ

 鈴鹿山脈の裾野にある関の宿場は江戸時代の面影をそのまま保存されている。街道に立てば、飛脚が大切な荷物を担ぎ走り抜けていく景色がみえるようです。

伊賀忍者の里

 松尾芭蕉は忍者だった、「奥の細道」の真実を探しに行く関宿をぬけたら伊賀の里へ向かいます。伊賀は歴史的、地理的背景からも京都・大和の影響を受けながらも独自の文化を形成し参宮者の宿場町栄えてきた。松尾芭蕉は寛永21年(1644)伊賀国上野に準武士待遇の農家に生まれます。農民でありながら姓を名乗る事が出来たのも忍者・密偵、かもという疑惑に繋がっています。ここにきてもう一度「奥の細道」芭蕉の足跡を辿って行くのも、次の旅の楽しみでは、ないでしょうか。また、伊賀上野城の敷地内には芭蕉記念館、伊賀流忍者博物館が有り忍者の日常生活等を学んだり、忍者体験、忍術ショウを楽しむことが出来る。伊賀は市をあげて忍者の伝統を広める役目として伊賀流忍者のロゴマーク等で世界へ発信して行く努力を重ねている。

伊賀市を後にしたら地中海村へ向かう途中でぜひ見ておくべき『虹の泉』へ立ち寄る

 『虹の泉』は陶芸家「東 健次氏」が35年かけ一人で作り続けた陶芸空間。24歳でスリランカを旅し「シーギリアロック」に感銘を受け最終的にたどり着いた故郷の森に理想の陶芸空間を作り上げようとしたものです。写真で見るより本物は、「東氏」の思いがストレートに伝わって来て車を走らせた時間が短く感じられる作品です。

「伊賀忍者の里」松尾芭蕉は忍者だった??
伊賀は京都・大和の影響を受けながら独自の文化を形成


▲俳聖殿 芭蕉翁の旅姿を表して建てられ、丸い屋根は旅笠、「俳聖殿」の木額が顔、八角形のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と足を表わしています

▲伊賀上野城 藤堂高虎により築城され、三層からなる城内には武具・甲冑や藤堂家の遺品、横山大観をはじめ名士の色紙46点の天井絵があります。外観の白い三層の美しい城郭から「白鳳城」とも呼ばれています

▲伊賀流忍者博物館 手裏剣打ちやどんでん返しが体験できる「忍術体験広場」や、本物の忍具の展示・忍術の体験ができる。また、忍術ひろばでは忍者集団「阿修羅」による迫力満点の忍者ショーを開催!

▲赤目四十八滝 伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に大自然のアートを作り出し優雅な色彩と音のハーモニーが自然をより楽しませてくれますその長さは約4キロにも及びます

▲忍者マーク さすが! 伊賀ですね、忍者は出ませんからご安心を
虹の泉 陶芸家・東健次氏がたった1人で年の歳月作り続けていた芸術的な庭園?まるで夢の中にいるような黄泉の国を感じる幻想的な風景です

▲伊勢志摩国立公園のひとつ鵜倉園地にあるハート入り江。
「恋人の聖地」に認定されました

▲伊勢志摩国立公園はリアス式海岸を形成する日本有数の海の国立公園

▲志摩地中海村、美しい町並みと石畳に心も惹かれます

▲志摩スペイン村、スペイン風のテーマパーク。乗り物などの各種アトラクションや博物館に加え、パレードやライブショーも楽しめる

▲リアス海岸の恩恵、あおさ。まるで海の畑

▲三本の帆を?たなびかせて英虞湾をゆったり廻る遊覧船エスペランサ

ここからは真珠の輝きを求め英虞湾

 いくつか山を越えて森の中を抜けると、そこにはスペインの町並みが現れる、白にオレンジの壁、石畳、英虞湾のブルーが眼下に広がる。今宵は英虞湾が見渡せるスパニッシュな、お部屋に宿泊です。翌日はスペイン村をのぞき、真珠養殖の歴史を辿りミキモト真珠島へ、真珠ができるまでの工程や、海女さんによる実演を見る事が出来る。
近年では高価なものから手の届きやすい安価なものまで様々な種類のパールが販売されていて、お土産として購入するのも楽しい思い出になる事でしょう。
また同じ鳥羽湾からはイルカ島へ向かう竜宮船が、出港しており、オープンデッキで快適なクルーズを楽しむ事が出来る。
鳥羽湾には遠洋漁業の船もたくさん停泊している。演歌歌手の鳥羽一郎さんも、ここ鳥羽市の出身で、歌手になるまでは、ここで遠洋漁業に従事していました。

二見浦に向かう

 途中、蛙の石像が目の前に飛び込んでくる、二見浦には夫婦円満の守り神、二見興玉神社がある、こちらの神社の神使は蛙で「無事に帰る」「お金が返る」等の「カエル」に掛けた験担ぎがあるからである。
 「二見」という地名は「倭姫命」(やまとひめのみこと)が二見興玉神社から見た風景の美しさに二度振り向いたということから名付けられました。
「倭姫命」(やまとひめのみこと)は、天照御大神と伊勢めぐりでこの地を訪れ、後に伊勢神宮の斎宮になり「日本武尊」(やまとたけるのみこと)に草薙剣(くさなぎのつるぎ)を授けたとされています。 伊勢神宮参拝の前には、二見浦で「禊」をして心身を清める「浜参宮」と言う習わしを行い、神社に参拝しお祓いをしてから伊勢神宮へ向かう参拝者も多いようです。神社のすぐ近くに見える、夫婦岩は、二見興玉神社の神石、興玉神石を拝む為の鳥居の役目を果たしています。

旅の無事をお願いしたら、伊勢・安土桃山城下街へ

 山の頂上に安土桃山城が現れ、金色の美しい天守閣に圧倒される。お城の中は、温泉・江戸劇場・忍者修業体験等、エンターテインメントあふれる空間になっている。まずは「食歩手形」を購入し、アトラクション・食べ歩きを楽しもう。伊勢の海で水揚げされた魚介や伊賀牛等、伊勢の美味しいものがこちらで、気軽に頂く事ができます。

 温泉に入り、身も心も満たされたら、いよいよお伊勢さん「神宮」へ向かいます。

紺碧のブルーが眼下に広がる英虞湾を後に、二見浦、伊勢・安土桃山城下街へ


▲ミキモト真珠島へ向かうパールブリッジ島で、海女による実演が見学できます

▲伊勢志摩は真珠養殖発祥の地だけあり、真珠専門店が数多くある。良質なパールがリズナーブルに手に入ります

▲イルカ島へ向かう竜宮船。島ではアシカ・イルカのショーが見られ、ふれあい体験もできます

▲ご存知、「兄弟酒」の鳥羽一郎の鳥羽港

▲日本各地にある夫婦岩の中でも有名な伝説・神話に守られている二見興玉神社の夫婦岩

▲さすが!伊勢志摩はマネキンまで海女さん

▲伊勢安土桃山城下街、忍者体験や温泉があるアミューズメント施設

▲まさにお伊勢参りはここからがスタートです。次の心の準備を整える暇もなく参拝者をさっそく出迎えてくるのが鳥居

▲内宮へ向かう五十鈴川にかかる宇治橋は神聖な世界への架け橋と言われています
 

▲ご存知「赤福本店」ここで食べるできたての赤福はまた格別

▲赤福本店のお土産はもちろん、お召し上がり「盆」で一休みできる

 

「神宮」には、「天照大御神さま」をお祀りする「内宮」と「豊受大御神さま」をお祀りする「外宮」がある
 お参りは「神宮」のお祭りにならい「外宮先祭」といい「豊受大御神さま」は、「天照大御神さま」のお食事を司る神さまであるので、「内宮」より先に「神饌」神さまのお食事をお供えするお祭りの順序にならい、お伊勢まいりは、まず「外宮」からお参りするのがならわしです。「外宮」から「内宮」までは徒歩なら約1時間。時間に余裕があるのであれば、歩いて昔の人のようなお伊勢参りを楽しむのも良いかもですね。
 「外宮」のお参りをすませたら「内宮」へ車で約15分で到着です。「内宮」の横には「おかげ横丁」がある、「赤福本店」を含む60件以上の、お店が軒を連ねており散策は、お伊勢参りの楽しみの1つです。通りにある“第三銀行”のATMは、おみくじ付になっていて「大吉」がでれば「赤福餅」等の景品が当たる、旅の思い出に利用してみてはいかがでしょうか。

それでは車は、いよいよ松阪へ!

 松阪には、松浦武四郎(日本の探検家)「蝦夷地」を探索し「北海道」と言う名前を考案した人物の記念館や青春時代を松坂で過ごした「小津安二郎」監督の青春館等、興味深い名所が街に点在しています。それに何といっても松坂にきたら外せないのは、松阪牛!。
中でも、人気な老舗「牛銀本店」一軒家の店舗は創業明治35年、変わらぬ味と雰囲気です。本店横にはカジュアルな雰囲気の「洋食屋 牛銀」も有り、ランチで訪れたいお店です。おなかが満たされたら車は「鈴鹿の森」へ向かいます。

「鈴鹿の森」は梅の名所として有名

 全国から約200本の「しだれ梅」が有り、梅の香りでいっぱいで、見ごたえ満点、近くに行ったなら必ず立ち寄りたい梅の名所です。

さあ、旅の最後に訪れるのは、「なばなの里」

 季節の花々が咲き乱れ美しさに圧倒される、夜間のイルミネーションは、外せないスポット、雨が降っていても地面がキラキラとひかる、これも又、演出のような美しさです。花市場でお気に入りの鉢植えを買い、今宵の宿、ナガシマスパーランドへ美しいお花とパワースポットで浄化された、三重県の旅、次の季節でまた違う花々と出会いたくなる旅です。

「外宮」から「内宮」まで徒歩なら約1時間。いよいよ松阪へ、旅の最後は、「なばなの里」へ


▲神宮のお参りの後は必ず行くことになるおかげ横丁

▲おかげ横丁の至る所にある、お洒落なカフェ

▲牛銀本店、昔からの佇まいでの松阪牛のすき焼きは如何ですか

▲松阪城に有る松阪市立歴史民俗資料館、松阪木綿や伊勢白粉など松阪商人に繋がる資料を常設

▲おかげ横丁の第三銀行ではATMにおみくじがついてくる

▲魚町通りある旧長谷川邸、格子、霧よけに5つの蔵、そしてうだつの上がった屋根など当時の松阪商人の隆盛ぶりが伺えます

▲三重県になんとルーブル美術館が展示彫刻作品の実物から直接型を取り、ルーブルの技術陣が当姉妹館の為に実物と寸分たがわぬ姿で完成しました

▲鈴鹿サーキットは、三重県鈴鹿市にある国際レーシングコースを中心としたレジャー施設

▲鈴鹿の森、全国から集められた、しだれ梅の香りと美しさに圧倒されます

▲ナガシマスパーランドは約50種を超えるアトラクションが揃う日本最大級の遊園地で、ローラーコースターの数はなんと日本最多の絶叫マシンの聖地

▲御在所ロープウェイ約12分の空中散歩、伊勢平野、 伊勢湾、知多半島が一望でき、まさに絶景です

▲なばなの里、季節の花々が一年を通して咲き誇り、国大最大級の「なばなの里イルミネーション」躍動感あふれる光の演出に加え、自然美との競演が美しく圧巻です

海に向けば海からの美味しさが?陸に向けばここだけのご馳走が…。

三重フード

伊勢湾の幸、伊勢海老。全国から訪れる参拝者のお腹を満たす、伊勢うどん。小腹が空いたら、赤福本店で一休み。松坂牛は、ステーキそれとも、すき焼き?三重には美味しいフードがいっぱい。海に向けば海からの美味しさが、陸に向けば地元だけのご馳走が…。訪れた人が、美味しさで満たされる場所が三重にある。


伊勢海老
三重県グルメの代表、海の幸の王様本当に美味しくてミソが濃厚。1キロほどにもなる大きな海老。高級食材の代名詞


▲伊勢うどん
伊勢市のご当地うどん。柔らかい極太麺に濃褐色のタレをかけただけの伊勢うどんは、素朴な料理だけに作り手の想いが素直に出ます

▲松阪牛
日本三大和牛の1つとされ、脂がほどよく入った霜降りが特徴で、「肉の芸術品」と呼ばれています。肉の醍醐味は何といってもステーキ。外はカリッと、中は肉汁たっぷりの、ほどよいレアで食べる松阪牛は絶品です

▲焼き貝盛り
桑名といえば、「焼きハマグリ」

▲前島食堂
松阪に有る鶏焼肉専門店。安くて美味しい味噌タレにつけた網焼き鶏は絶品です

▲海鮮盛り
鳥羽港で陸揚げされた新鮮な海鮮、プリプリです

▲とんてき
四日市名物「とんてき」分厚い豚肉を香ばしく柔らかく焼いてある当地グルメ

▲魚の煮付け
鯛の粗煮は間違いなく美味

▲手ごねずし
伊勢志摩地方の郷土料理。カツオやマグロなどの赤身の魚を醤油ベースのタレに漬け込んだ後、寿司飯と合わせて食べます。大葉や生姜、海苔などをちらします

▲津ぎょうざ直径15センチほどの皮を使った、大きな揚げぎょうざ。中の餡はそれぞれの店によってさまざま

▲鳥羽の貝ずくし
貝好きにはたまらない、貝専門店が数多く有ります

▲大遠会館 まぐろレストラン
四日市に有るまぐろを中心に、魚介類がお値打ちに食べられるお店。向かいにはひもの食堂も有ります

▲赤福ぜんざい
冬限定メニュー 上品な甘さのあんこ室の中には、焼きたてのお餅がモチモチです

▲蜂蜜まん本舗
津市の名物焼き立てをほおばると、皮はパリッとしており、中のこしあんはアツアツで、ほんのり蜂蜜の風味が広がります

▲津あんぱん
「津かわげ」の焼き印がなんとも笑える。中は粒あんと生クリーム

▲赤福
柔らかいお餅に、こしあんをのせた「赤福」。全国的に有名な伊勢志摩名物の和菓子です
Circular Japan 編集部 【記事に関するお問い合わせ