マーライオンだけが名物じゃない、シンガポールはまだまだ進化中だった!

日本から直行便で8時間ほどで行けるシンガポールは世界的な金融センターで、多国籍な人種のるつぼです。このアジアの小さな島、シンガポールの最新情報と、あまり知られていない歴史と文化をご案内します。

シンガポールとは、もともとサンスクリット語でライオンを意味する[シンハ]から由来し、マレー語の「シンガプーラ」(ライオンの町)をイギリス人が読みやすい発音のシンガポールに直したということ。 そういえばタイにライオンの絵のラベルの貼られた「シンハ」というビールがありますね。1965年にマレーシアより独立してからはアジアパシフィックの中でも金融中心地として発展し、中国系、マレー系、インド系など、住んでいる人種も様々。 各国の人種が住むエリアが多数あり、特にチャイナタウンが有名。 多国籍な食文化を楽しめます。


▲スーパーツリーグローブ
マリーナベイサンズの裏にある生えたような人工的な木が。スーパーツリーの間にはスカイウェイという吊り橋があり、SGD5でエレベーターから上へ登れます。
ガーデンズバイザベイ
http://www.gardensbythebay.com.sg/en.html
シンガポールへのアクセス

マレー半島の南端に位置する都市国家。約560万人が710平方キロに住んでいます。通過はシンガポールドル。公用語は、英語、タミル語、マレー語。シンガポールへは日本から様々な航空会社の直行便にて所要時間は約8時間。赤道直下の常夏の島で、11月~12月が雨季で大雨や雷も多いです。赤道直下の常夏の島で、11月~12月が雨季で大雨や雷も多いです。


▲マリーナ地区の夜景。このエリアはホテルや植物園、コンドミニアムの建設ラッシュ。 開発がまだまだ続いていま
す。

▲スーパーツリーグローブ
ニョキニョキとたくさんの人工的な木が生えているマリーナ地区にあるスーパーツリーグローブというエリア。夕暮れから夜にかけて行われるライトアップショーがオススメ。幻想的な姿はまるで映画「アバター」の世界。一番高い50メートルの木の最上階は東南アジアのフュージョン料理レストランがあり、スーパーツリーを360度囲む形に並んだテーブルでパノラマの絶景を眺めながらの食事も。また、レストランから階段で登ると屋上はバーになっています。(レストランで食事した人以外は入場料が必要)
スーパーツリー by インドシン
http://indochine-group.com/home/locsingapore-supertree.php

▲マリーナベイサンズ
3棟のビルの上に船を載せたようなぶっ飛んだデザインのホテルは2010年に開業しました。客室のほか、大型カジノ、ショッピングモール、レストラン、そして地上200㍍の屋上には全長150メートルのプールがあります。毎晩、マリーナベイを背景に光と噴水と音楽によるシンフォニーショーが行われています。(HPをご参照)https://jp.marinabaysands.com/entertainment/spectra.html#K2y8JC4DOBZAYjbY.97

▲高層ビルのコンクリートジャングルだけではありません。少し足を伸ばせばこんなリアルジャングル。大自然を楽しめるツアーも多数あるので是非参加してみてください!

シンガポールのルーツをたどってみよう!


▲プラナカン (The Peranakans)
15世紀後半から数世紀にわたりマレー半島(現在のマレーシア、シンガポール)に移住してきた中国人が現地の女性(マレー人など)と結婚して生まれた子供たちのことをプラナカンといいます。欧米の統治下にあった中、中国とヨーロッパの文化が融合された独特の世界観を持つ料理や建築物は今も残っています。プラナカン博物館では、プラナカンについての歴史や衣食住についての展示物を見ることができます。(入場料=大人10シンガポールドル、日本円で約800円)http://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/culture-heritage/heritage-discovery/peranakan-museum/

▲プラナカン博物館のすぐそばにある人気レストラン
吹き抜けの店内にはプラナカン文化溢れる調度品が本格的なプラナカン料理を楽しめます。
True Blue Cuisine http://www.truebluecuisine.com/true-blue-cuisine/

▲シンガポール人はショッピングが大好き。こんな大型ショッピングモールがたくさん。歩き疲れたらフードコートで食事。一日中飽きない。

▲当時のプラナカン達を撮影した古い写真

▲フィッシュカレーはピリ辛、スパイシーで美味しい

▲アヤム ブアクルア(Ayam Buah Keluak)という鶏煮込み料理。スパイシーなカレーのような風味で、しかも毒を持つパンギウムの実を、時間をかけて解毒をし調理に使います。2、3センチほどの硬い黒い実の中からどろっとしたペーストをほじりだして料理と混ぜてお米にかけていただきます。酸味がありタマリンドにも似た風味で、鶏肉とスパイシーなソースとマッチしてとても美味しい。メニューには細かい説明も(英語)


▲女性の民族衣装である美しいケバヤのブラウス

▲気の遠くなるほど細かいビーズ刺繍が施されたテーブル用の飾り

▲プラナカン文化ではピンクやグリーンなどカラフルな色を使った陶磁器がよく知られています

▲カラフルな雑貨はプラナカン博物館1階のショップでゲットできます

シンガポールでは外食がポピュラー。古くからその名を知られたシンガポールチキンライスのお店はもちろん、多国籍文化のシンガポールは様々な国料理の飲食店があり活気よく賑わっています。そして今、シンガポールは空前の日本食ブーム。日本食レストランが入っていないショッピングモールはないと思われるほど。あるショッピングモールではワンフロア全て日本食レストランというところや Nippon street(日本ストリート)と称した施設など、その内容は寿司、トンカツ、焼き鳥、居酒屋、ラーメン、天ぷらなど。店内は老若男女のお客さんでいっぱい、行列のできるお店も。

▲ある居酒屋の前にあった絵。 馬がキモノを着て「飲みニケーション」中
▲カウンター式とんかつ屋さん大賑わい
 
▲ラーメン屋さん。人気店のよう
 
▲日本ストリートの様子。日本チックな壁画の波の上を握り寿司が舞っています
▲言わずと知れたシンガポールチキンライス。さっぱりとしたゆで鶏は醤油とごま油、生姜の味がしっかりして美味しい
▲元々は中国から渡来したのがもうすでに日本食化しているラーメン。 麺好きなシンガポール人はラーメン大好き
▲「くいしんぼう」と日本語で書かれたお店の看板?カニ料理の写真が超ダイナミックで興味をそそる!
▲七-Seven、モダンな居酒屋さん
 
▲えびのガーリック焼きは豪快に手で食べて!

イーストコーストのカトン地区 (Katong) 15世紀後半、マレー半島に移住した中国系貿易商人と現地女性(マレーシア、シンガポール)の間にできた子供たちはプラナカンと言われました。植民地文化の影響を受けたものは料理、調度品、衣服など様々ですが、その一つが建築物。中国人移民たちが住んでいたカラフルな建物群は、現在もシンガポール中心部から東方に位置するカトンというエリアのジョーチャットロード、クーンセンロードで見ることができます。カトン地区へは地下鉄(EastwestLine)でPaya Legar下車か、マリーナベイから出ている路線バス、またはタクシーで。

プラナカン (The Peranakans) 中国とヨーロッパ文化が融合された、カラフルな建築を見に行こう!

▲パステルカラーがランダムに並ぶ建築群。 その昔は1階部分が店舗に、2階が住居でした。 長屋のようにつながっているのが特徴
▲古い建築をリノベーションし、店舗だったり住居だったりと様々。このエリアにはプラナカン雑貨屋さんも多いのでゆっくり散策して
▲植民地時代を彷彿とさせる美しい建物。小さな町ですが、歩いているだけで楽しいしとてもフォトジェニック。疲れたらショッピングモールや小洒落たカフェで一息できます
取材&文/安田照子
Circular Japan 編集部 【記事に関するお問い合わせ